ホームゼミ情報 2024年度ゼミ情報 2024’滑川ゼミ
2024年度ゼミ情報2024-seminar
プロフィール
〇専門分野:臨床心理学(心理アセスメント・心理検査・投映法・描画法・芸術療法・病院臨床)
〇資格:
・臨床心理士
・公認心理師
・描画療法士(日本描画テスト・描画療法学会認定)
・クリシワルテッグシステム(CWS)サティフィケーションプロセス ステップ1~3修了
〇経歴や関心のあること:
大学病院や精神科クリニックで主に心理検査や心理面接を行ってきました。現在も精神科クリニックや心理相談室でクライエントさんにお会いしています。心理療法のオリエンテーションに関しては,精神分析的アプローチやパーソンセンタードアプローチなど洞察的な方略に影響を受けていますが,実際には折衷的な心理面接を行っていると思います。
特に,描画法やロールシャッハ法などいろいろな投映法に関心があります。最近は,描画法のワルテッグを勉強しています。ゼミのなかでも自己理解や他者理解を兼ねて,時々絵を描いたり作品を作ってもらったりすることがあります。また,死生観や自殺予防に関する研究にも最近関心があります。
プライベートでは,本を読んだり食事に出かけたり,のんびり過ごすのが好きです。かわいいものやおしゃれなものに弱いです。
〇ゼミで扱うテーマ:
抑うつや不安の改善や持続に関する研究,描画法や投映法をはじめとする心理検査を用いた研究,芸術療法に関する研究,認知機能に関する研究,など。
上記にかかわらず皆さんの興味に応じて私が対応できる範囲で,研究テーマを考えます。
〇これまでの卒業論文・卒業レポートのタイトル例
<卒業論文>
・非致死性トラウマ体験と悪夢の関連についての検討
・悲しい気分における音楽の想起が気分に与える影響
・ストレス経験の筆記がストレス反応や健康状態にもたらす心理的効果についての検討
・大学生のメタ認知が対人ストレスの認知的評価に与える影響
<卒業レポート>
・認知症当事者の経験と認知症の人に持たれるイメージの比較検討
・青年期における自己開示の状況による心理的効果の違いについて
・大学生の就職活動および就職活動ストレスと先延ばし行動傾向の関連
・恋愛友人関係における関係発展の比較
条件となる履修科目の有無
〇2年時に履修しておきたい科目と3年時に履修しなければならない科目
・原則として,2年次春学期までの全必修科目の単位を取得済みで、2年次秋学期の全必修科目の単位を取得予定であること
・原則として,2年次までに「臨床心理学概論」を取得済みであること
・原則として,3年次に「心理的アセスメント」を履修すること
・可能であれば,3年次に「検査法実習」または「調査法実習」を履修すること
・やむを得ない場合以外は、遅刻・欠席しないこと
先生から一言
臨床心理学的な感覚を育むために描画法なども扱いますが,同時に,研究をはじめ知的に考えることもとても重要であると考えています。論文や本を読むこと,それをもとにディスカッションすることなども積極的に行ってください。
3年次は秋学期にグループで調査研究をすることが目標です。
4年次は卒論または卒論レポートを各自で執筆してもらう予定です。
レクリエーションは,ゼミ合宿の予定は基本的にはありませんが,飲み会・食事会・可能であれば日帰り遠足などを皆さんの希望に応じて行います。
2年間一緒に勉強することを通してお互いの人間性を知り,信頼感のある雰囲気のなかで頑張れるといいなと思っています。課題に真摯に取り組むこと,開かれた態度で関係性を築くことの両方を大切にしてくださる方をお待ちしています。
学生から見た先生のイメージ
・優しい、綺麗
・穏やかで口調が柔らかい
・学生想い、笑顔が素敵
・温かく、学生みんなを気にかけてくれる
ゼミの人数(学年ごと)
3年生:16名
4年生:13名
卒業後の希望進路
・一般企業への就職
・公務員就職
・大学院進学
進路実績
・一般企業への就職
・大学院への進学
研究や活動内容(実績の有無等)
○3年生
・各自の興味のある心理学領域の論文を探して発表
・グループでの研究活動
・アートを用いたワーク、投映法の体験
○4年生
・卒業論文・卒業レポートの執筆
ゼミ生から一言
○このゼミを選んだ理由
・臨床心理学やと投影法に興味があったから!
・描画法を深く学びたかったから!
・抑うつについて学んでみたいと思ったから
・卒業論文を読んで、先生のもとで学びたいと思ったから
○実際に入ってみての感想
・先生も友人も優しくて話しやすい
・絵を描いたり楽しい
・実践(描画)が出来てとても面白い
・ディスカッションが勉強になる
○ゼミの自慢
・居心地がよい
・興味があることを調べられる
・落ち着いていて過ごしやすい
・みんな協力的
・みんな優しくディスカッションなど楽しい!