ホームゼミ情報 2024年度ゼミ情報 2024’清水ゼミ

2024年度ゼミ情報2024-seminar

清水先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門は、幼児教育学・子ども社会学です。今ある保育・教育実践、家庭教育の姿は、その「社会」の姿とつながっています。
本ゼミでは、「昔の保育と今の保育の違いって?」「なぜ子育て支援は必要?」「そもそも子どもとは誰のこと?」など、時代、地域、国を超えたさまざまな子どもの生活と社会の関係について、おもに幼児教育・保育に関する文献の講読を通して、ともに考えます。また、「子ども」について研究するうえでの資料収集の仕方、調査、観察の方法等を実践しながら学び、論理的に考え、伝える経験をたくさん積んでもらいます。

条件となる履修科目の有無

〇2年次に「保育内容総論」の授業を履修済みであることが望ましいです。
〇ゼミの活動に積極的に参加する姿勢を求めます。

先生から一言

ゼミ生が興味・関心を寄せているテーマは、実にさまざまです。保育実践における保育者の援助、現代の子育て事情や子育て支援、諸外国の保育、児童文化や児童福祉など…。各自が「なぜ?」や「おもしろい!」と思える「問い」と出会い、その「問い」をじっくり追究できるよう応援します。子どもの育ちを長期的になおかつ多角的なまなざしから支えられるよう、多くの知見に触れ、多くの実践現場に足を運びましょう。

(2022・2023年度 研究テーマ例)
・年中行事における保育者の援助と関わり-初めての節分を体験する3歳児に着目して-
・幼児期の模倣遊びにみる発達と変化―4・5歳児クラスの比較から
・「森のようちえん」における遊びと幼児の経験―5領域と10の姿の視点からの観察分析
・幼児教育から小学校への移行における「要録」の活用―小学校・幼稚園教諭へのインタビュー
・「スマホ育児」に関する育児言説の分析―育児雑誌2誌を調査対象として
・現代のおもちゃと教育動向の関わり―日本おもちゃ大賞の分析を通して
・児童養護施設における「食」に対する認識と課題―施設職員へのインタビューから
・児童虐待に関するSNS言説の分析
・制服選択制と実態と課題―制服のデザインに着目して
・ジェンダーステレオタイプとその背景要因―大学生および社会人へのインタビューから

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・優しい
・話しやすくて親しみやすい
・かわいらしい

ゼミの人数

3年:9人
4年:10人

卒業後の希望進路

・小学校教諭
・幼稚園教諭
・保育士

進路実績

・幼稚園(公立・私立)
・小学校
・大学院進学
・一般企業

研究や活動内容

○3年
現在は幼児教育に関連する様々な文献を読みながら4年のゼミ論で研究するテーマについて考えています。学外でのフィールドワークは、ゼミ生の希望等を基に実施することもあります(幼稚園、児童館、その他子供関連施設など)。

○4年
3年生から各自あたためてきた、幼児教育や広く子どもに関する「問い」について、資料収集、調査、観察等を実施し、卒業論文(ゼミ論文)としてまとめることを目指します。論文指導は個別での指導を中心としつつ、演習の時間には進捗状況を報告し、ゼミ生同士が活発に意見交換をしながら高めあっています。2023年度は、ゼミ論合宿も実施しました。

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
・幼稚園の先生になりたくて、幼児や保育について深めたり、意見交換をしたりして学びたいと思ったから
・もともと保育系に興味があったこと、幅広い視点から子どもについて学べると思ったから
・子どもが好きで、子どもと幼児教育の関連に興味があったから

○実際に入ってみての感想
・先生も含めてみんな優しくて、ほんわかとした雰囲気で楽しい!
・同じ進路を目指している学生が多いから、幼児に関しての様々な意見を共有できて学びの場になっている
・意見交換できる場が多いから勉強になっている
・みんな優しいし話しやすくて安心した

4年生