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2025年度ゼミ情報2025-seminar

足立先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

【専門分野】
臨床心理学、発達臨床心理学、障害児・障害者心理学

【これまでの臨床歴・研究歴】
私はこれまで、主に乳幼児期から児童思春期の子どもの発達に関する臨床と研究に従事してきました。
具体的には、1歳半健診から3歳児健診といった法定健診や5歳児健診において、
主に神経発達症(発達障害)を早期発見するためのテストバッテリーの開発という側面から貢献し、
どのような地域においても実践可能な仕組み作りについて研究と実践を行ってきました。
このような仕組みづくりとともに、早期発見した発達障害児やその保護者に対する標準的な支援の在り方や、
発達障害がありつつも、心の健康状態が良好な児の特徴に関する研究についても進めています。
これ以外に、子どもの心の健康(抑うつ・インターネット依存等)と関連する要因(友人関係・家族関係・発達特性・その他の環境的要因)の検証や、
国からの委託された不登校要因調査の解析、行政と連携した子どもの自殺予防体制の構築、幼少期に虐待を受けつつ比較的良好な予後を過ごしている方の保護因子の検証等も行っています。
こういった研究や臨床に興味のある学生さんを歓迎します。

【授業の概要】
春学期:春学期には、障害児・障害者臨床、発達臨床の具体的なイメージを持ってもらうために療育施設への訪問見学を行います。訪問見学に向け、施設で行われているサービスの根拠となる関連法規やサービスの内容に関する事前学習をグループで行い、プレゼンテーションします。施設訪問見学で療育の実際についてのイメージを持てたら続けて、発達臨床で頻繁に利用されるアセスメントについて演習を行います。春学期の終わりには、卒業論文の作成を見据えた文献検索を開始します。

夏休み:2023年度から1泊2日のゼミ合宿を行っています。3年生が企画・運営し、4年生や大学院生が卒論や修論に関する研究発表を行います。また、発達臨床に関わる外部講師を招聘し、支援法に関する研修会も行います。

秋学期:秋学期には、春学期の終わりに始めた文献検索を発展させて、問題と目的・方法部分の具体化を進めます。


条件となる履修科目の有無

  • 2年次春学期までの必修科目の単位取得済みを原則とする。
  • 2年次秋学期の必修科目の単位取得予定を原則とする。
  • 障害児・障害者心理学を2年後期に履修すること。
  • 発達臨床心理学を3年次後期に履修すること。

先生から一言

あまり良い一言が思い浮かばないので、2つ格言を引用します。
『人生に失敗がないと、人生を失敗する。』
『効率や損得にとらわれると、人間が小さくなる。』
色んな事に挑戦しましょう。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

  • ・優しい/穏やか/柔らかい
  • ・積極的に質問しにいくと、親身になって答えてくれる
  • ・合宿でいっぱい遊んでくれる(2025年度の合宿では先生・院生・学部生で本気スポーツをしました)
  • ・あまりにもパパすぎる
  • ・ゼミ生をあたたかく見守ってくれる
体育館でバドミントンをしている男性の後ろ姿の写真。周囲で7名が振り向き男性の方を見ている。


射的をする男性の後ろ姿の写真。


ゼミの人数

  • 3年生  16人
  • 4年生  16人

卒業後の希望進路

一般企業だけでなく福祉等施設への就職、大学院進学などあまり偏りはありません。

進路実績

  • ・大学院進学
  • ・矯正心理専門職(法務技官)
  • ・児童相談所(児童心理司)
  • ・一般就職

およそ半数が大学院に進学しています。公務員を含む心理・福祉分野への就職は、3割程で、その他の一般就職は2割程です。
本人の希望に応じて、児童発達支援、放課後等デイサービス、就労支援を提供する企業や
社会福祉法人と連携したインターンシップ・プログラム等も積極的に情報提供されます。

研究や活動内容(実習の有無等)

○3年
4月: 障害児療育施設への訪問に向けた
    グループでの事前学習
5月: 事前学習内容のグループ発表
6月: 施設訪問と事後学習(振り返り)、
    発達臨床におけるアセスメント演習
    (知能検査)
7月: 発達臨床におけるアセスメント演習
    (感覚処理特性)、
    卒論の作成に向けた文献検索
夏休み:ゼミ合宿(任意参加)、
    3年生は特に課題等なし、
    4年生の卒論発表を見て、学習する
秋学期:発達臨床におけるアセスメント演習
    (適応行動尺度)、
    春学期の終わりに始めた文献検索を発展させて、問題と目的・方法部分の具体化を進める。

○4年
心理学演習2A / 2Bでは、授業時間に一人30分程度の
個別指導の時間を順番に設けて卒論の執筆を進める。

4月~: 問題と目的・方法部分の具体化、
    使用する尺度の決定
7月~: 調査で配布する説明文、質問紙等の作成
夏休み:ゼミ合宿(任意参加)
9月~: 調査の実施
11月: 結果部分の執筆
12月: 考察部分の執筆
1月:  卒論の提出

【修士論文のタイトル】

  • 大学生における日常生活ストレッサーと精神的健康および心理的well-beingの関連における認知的柔軟性の調整効果と交互作用の検討
  • 学校における逆境的体験と自己決定感に対する居場所の調整効果の検討
  • 父母の成人愛着スタイルと育児への否定的感情の関連性における被援助志向性およびセルフコンパッションの役割

【卒業論文のタイトル】

  • サイコパシー特性と非道徳的行動の関係に対する家族機能と家族サポートの調整効果
  • 青年期におけるメンタライゼーションと怒り表出性及び精神的健康との関連
  • 青年期の第二反抗期有無と自我同一性の関連性——気質と養育態度を考慮した横断的検討——
  • 一般群における自閉スペクトラム症特性と感覚処理特性および不適応行動の関連
  • いじめ場面における公的自己意識と学級集団の凝集性の関連
  • 青年期における精神的健康とアタッチメント及びアイデンティティの関連――― 学校教員とのアタッチメントに焦点を当てて ―――
  • コンパニオン・アニマルの飼育者における自閉症傾向および精神的健康との関連─愛着と孤立不安に着目した検討─

ゼミ生より

○このゼミを選んだ理由

  • ・発達障害の二次疾患としての摂食障害に興味があったから
  • ・子供の心理に興味があったから
  • ・足立先生の授業を受けていてビビッときたから
  • ・学童のアルバイトがきっかけで発達障害について興味があったから
  • ・施設見学の機会があるから
  • ・子供の発達課題と保護者支援に関して興味があったから
  • ・子供と関わる職種に就きたいと考えているから
  • ・発達障害を持つ人が特性をプラスに捉えられる関わり方や、それを可能にする社会のあり方について興味があったから

○実際に入ってみての感想

  • ・入って即面接があるので不安を減らせる
  • ・貴重なWISCの体験ができる
  • ・自分の知りたいこととマッチしていた
  • ・必須の課題や発表は少なめで、調べ学習がメインで、自分の力に任される部分も大きいので、モチベは大切
  • ・先生からの講義形式の授業を想定しているとギャップを感じるかも
  • ・実際に施設見学ができて、自分の目や耳で知識を得られるゼミは多くないと思うしとても勉強になった
  • ・同期にはみんな優しくて穏やかかつ明るい人が多いのでゼミの時間はとっても快適
  • ・合宿もあってみんなと楽しく過ごせる!

○ゼミの自慢

  • ・協調性のある人や優しい人が多い
  • ・WISCを体験できる
  • ・面談などのサポートが手厚い
  • ・ゼミ合宿があまりにも楽しい
  • ・1限がつらくない(個人差はある)
  • ・足立先生がとっても素敵な先生、みんな大好きです
  • ・施設訪問実習がとても勉強になる
  • ・居心地がいい
  • ・院生や卒業生と交流する機会があり、進路選択の参考になる
足立ゼミ集合写真。中央前列に足立先生、31名の学生が3列に並んで、笑顔でピースなどしている。


足立ゼミ集合写真その2。先生やゼミ生たちがポーズをとりかけているようで、ピースをしながら横を向いたり微笑んだりしている。


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