教育発達学科

子どもを支えたい -教育発達学科へのいざない

 「大学で子どもに関わる学問を学びたい。」「将来、子どもを支える仕事に就きたい。」わたしたち明治学院大学心理学部教育発達学科の教職員一同は、希望に燃える皆さんを心から歓迎します。認定こども園・幼稚園・小学校・特殊支援学校の教員、教育相談員、社会教育主事、療育機関の職員、教育産業など、子どもを支える仕事はたくさんあります。わたしたちが大事にしていることは、皆さんひとりひとりがいずれの仕事に就いても専門家として活躍できる人材になれるよう、質の高い学びの場を提供することです。

 社会の変化とともに、子どもをめぐる状況も数十年前とはちがってきています。皆さんの近くにある幼稚園や小学校はどうでしょう。学習障害をもつ子ども、海外から日本にやって来た子どもなど、さまざまな個性や特性の子どもが一緒に勉強する姿があたりまえになりつつあります。こうした状況のなかで皆さんが働くためには、免許を取るための最低限の教育課程だけではもはや不足しています。心理学を基盤とした「教育発達学」をはじめ、さまざまな分野の最新の研究成果から学ぶことが必要です。

 教育発達学科では、現代的課題にいち早く対応させた児童発達コース、特別支援コース、国際教育コースのもとで広く深く学ぶことができます。第一線で活躍する優れた先生方の授業と、横浜市教育委員会との連携にもとづく小学校での体験活動との『両輪』を備えた学びの場で、同じ志を持つすばらしい仲間たちと切磋琢磨しながら大学生活を有意義に過ごしませんか。皆さんそれぞれの夢をぜひとも実現させてください。

教育発達学科主任 中村 敦雄

2015.4.1

教育発達学科とは 2015年度からの変更点は こちら

3つの分野・3つの力・3つのコース

3分野が融合した新しい学問 「教育発達学」

 現代の子どもの心をめぐる問題の解決には、乳幼児期から児童期、思春期に至る子どもの発達を深く理解しながら、生活全般を視野に入れ包括的にアプローチしていくことが求められています。
 「教育発達学科」では、こうした現状に対応するため、子どもの生活全般を視野に入れた上で、心理学を基盤に、教育学(初等教育)、障害科学を融合させた、まったく新しい学問体系である「教育発達学」を構築していきます。

心理学

 いじめ、不登校、発達障害による学業不振など、現代の子どもの心をめぐる課題を、社会性、学習、行動に関する「心のメカニズム」と「心の発達」の視点から理解し、子どもを支援する方法を学びます。また、保護者・家族と子どもの関係にも目を向け、子育て支援、家族支援についても理解します。

教育学(初等教育)

 小学校の各教科、幼稚園での遊び、カリキュラム、学級運営、子どもと先生の関係など、初等教育(小学校・幼稚園での教育)の実際を学びます。子どもたちが自らの価値に気づき、楽しみながらそれを高めていけるよう、今、求められている教育支援のあり方を学びます。

障害科学

 学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、自閉症などの発達障害や知的障害、肢体不自由など、障害のある子どもの理解と支援について、障害児・者心理学、特別支援教育学、発達小児科学の視点から、学習支援、発達支援、心の健康支援、保護者支援、きょうだい児支援などを学びます。

教育発達学科紹介 図1

3つの力が身につく「教育発達学」の学び

心理支援力

 自己理解力、自己コントロール力、他者理解力、関係形成力、他者支援力を身につけます。

発達支援力

 子どもの「心のメカニズム」と「心の発達」を理解する力、支援する力を身につけることができます。子どもの発達に障害がある場合にも、適切に理解し、支援する力を身につけます。

教育実践力

 国語、算数、音楽など各教科の指導力をはじめ、一人ひとりが違う個性をもつ子どもたちの学びをコーディネートする力を身につけます。

3つのコースによる多様な進路の実現

 教育発達学の学びは、「こころを育て、子どもを支える」ためのものです。この基本理念は、社会の現状と同様、社会の変化にも対応しうるものでなくてはなりません。
 社会の変化に伴って新たに生じた課題の中でも、現在はグローバルな視野を持って教育に携わる人材や、地域の活性化に寄与できる人材が特に求められています。学校教育に目を向けると、外国語活動の必修化や小学校英語の教科化に対応できる教員とその養成が、大きな課題となっています。
 子どもたちがこれから直面するであろう様々な変化に対応し、「いま、必要とされる『子どもの支援』」ができる人材育成を目指して、2015年度よりコース制を導入しました。コースとして体系付けられた教科目群は、みなさんの将来の希望に応じて「こころを育て、子どもを支える」ためのより深い学びを実現しうる「道しるべ」となります。

教育発達学科紹介 図2

児童教育コース

 学習のつまずき、学習理解のプロセス、教授学習心理学、生涯発達心理学、教材研究、就学前教育、学校教育を中心に学ぶコース。

特別支援コース

 特別支援教育、障害児・者心理学、障害児医学、療育、就学支援、キャリア支援、保護者支援を中心に学ぶコース。

国際教育コース

 多文化教育、多文化支援心理学、社会教育計画、実践英語コミュニケーションを中心に学ぶコース。

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