卒業後の進路


Career


社会のニーズに合わせて多方面での活躍が可能

心理学の学びは多岐にわたる仕事で役立つため、卒業後はより専門性を高めるために大学院へ進学する者をはじめ、心理学を活かしながら公立・私立学校、医療・福祉関係、一般企業(サービス・人材ほか)など多岐に渡る進路が展開されています。

Career

社会のニーズに合わせて多方面での活躍が可能

心理学の学びは多岐にわたる仕事で役立つため、卒業後はより専門性を高めるために大学院へ進学する者をはじめ、心理学を活かしながら公立・私立学校、医療・福祉関係、一般企業(サービス・人材ほか)など多岐に渡る進路が展開されています。

取得可能な免許・資格

  • 教員免許状

    • 中学校教諭一種免許状(社会)

    • 高等学校教諭一種免許状(公民)

  • 任用資格

    • 社会福祉主事任用資格

    • 児童福祉司任用資格

    • 児童指導員任用資格

  • 臨床心理士資格は、大学院修了後、臨床心理士資格認定試験の合格により取得できます。

  • 公認心理師国家資格は、国が定めた必修科目のすべてを履修することで、受験資格を取得できます。

大学院

さらに専門的に心理学を研究したい学生のために、本学大学院心理学研究科心理学専攻では、「心理学コース」「臨床心理学コース」の2つのコースを設置しています。

卒業生の就職状況

きめ細かな修学支援を通じて、非常に低い退学率を実現しています(「大学認証評価」で公的に認められた事実です)。

進路は,多様で大学院進学者も少なくはありませんが、一般企業への就職も好調です。高いコミュニケーション能力や問題解決力、コンピュータ・リテラシーに強いところなどが高く評価されています。

卒業生メッセージ

ソフトバンク株式会社 勤務 浅見和 心理学科2022年度卒業

・明治学院大学心理学部を選んだ理由を教えてください。
私は小学生の時に空手を始めました。しかし、緊張しやすい性格から試合で力を発揮できず、日頃から「緊張せずに全力を出すにはどうすれば良いか」と考えていました。自分と向き合う中で心の動きに興味を抱き、心理学を学ぼうと決めて本学部に入学しました。

・本学及び本学部の魅力は何だと思いますか?
少人数制の専門科目が多く、1人ひとりに寄り添った細やかな指導を受けられる点です。私は1年次に少人数制の演習授業でレポートを細かく添削してもらいました。卒業論文作成時には添削されたレポートを見返し、文章の言い回し等の確認資料として活用できました。

・今後、本学での学びをどのように活かしていきたいですか。
学部時代、物事の判断や思考に偏りをもたらす「バイアス」について学びました。現在、私は営業職として人と関わる仕事をしています。相手にバイアスをかけず、その人の背景や価値観に寄り添ったコミュニケーションを意識して営業活動をしていきたいと思います。

株式会社資生堂 勤務 米沢 瞬  心理学科2011年度卒業

美しさを通じて幸せをつくりお客さまを笑顔にしたい
化粧は外見だけでなく、気分を明るくし、生活の質を高める効果があると化粧心理学について調べる中で知りました。このことがきっかけで、現在は化粧品専門店を中心に、売場づくりやプロモーションの提案などをしています。営業は競合メーカーの状況や市場の動向を意識しながら企画を立てる力が必要です。授業で学んだ“固定概念にとらわれることなく、客観的な視点で物事を判断する”ことを現場で日々実践し、学びを活かしています。

みずほ銀行 勤務 柴崎あき 心理学科2014年度卒業 

一人ひとりが必要とするものを理解し適切な対応を意識
銀行の窓口業務を担当し、さまざまなお客さまと接しています。各々のニーズに見合った対応をするには、短い時間でお客さまとの信頼関係を築くことが重要。大学時代のグループディスカッションを通して相手の声に耳を傾け、自ら心を開くことで、双方の理解が深まると学んだことが現在の業務に活きています。さらに書類作成や手続きを進めていく上で、職場の人とコミュニケーションを図る際にも役立っています。

順天堂大学医学部附属静岡病院 勤務 畑山咲野花 心理学科2020年度卒業

・明治学院大学心理学部を選んだ理由を教えてください。
心理職を目指し、本学部を志望。明治学院大学に進学を決めた理由は、心理学に関連する授業が多彩で、興味のある分野について深く学べると考えたためです。入学後は基礎科目から学習し、年次を重ねるにつれて学びの幅が広がる点も魅力的だと思います。

・大学院では、どのようなことを学びましたか?
大学院で得たのは、心構えや技法、技術、理論など心理職になるために必要となる実践的な学びです。実習では、授業での学びを現場でいかに活用するかを意識。実習で悩む場面もありましたが、ゼミや実習担当の先生の支えにより乗り越えることができました。

・今後、本学での学びをどのように活かしていきたいですか。
大学時代、先生が積極的に学ぶ姿から「学ぶことはおもしろい」と気づきました。現在は医療機関に勤務し、研修を受ける機会も多いです。研修や日々の実践において学ぶことを楽しみ、より広い視野を身に付けて、さまざまな方を支援できる心理職を目指します。

東京都福祉局 勤務 岩本侑己  心理学科2016年度卒業

専門知識や話を聞く技術全ての学びが自分の糧に
大学時代、臨床心理学や社会心理学などさまざまな分野の心理学を学びました。就活の際、学びを活かせる職に就きたいとの思いで心理職を志望。現在は東京都の心理職員として相談業務に携わり、相談者の面接や心理検査を行っています。授業では、クライアントの思いを肯定し、否定的な態度を取らずに話を聞くことで、相手の言葉を引き出せると学びました。今後も現場で経験を積みながら、相談者の悩みを解決するお手伝いをしていきます。

ヘンリーシャインジャパンイースト株式会社 勤務 大谷早奈 心理学科2019年度卒業

「社会心理学」の学びが相手と
信頼関係を築く上で活かせている

高校生の頃、第一印象で苦手だった相手ととても仲良くなれたことから人の気持ちの変化に興味を持ち、本学部を志望しました。大学では、社会心理学の授業を通して「人は自分と似ている相手に好印象を抱く」ことを学び、私が従事する営業職においてクライアントとの信頼関係づくりに役立っています。相手に寄り添った言葉遣いや態度を意識し、将来的には、クライアントからいつでも頼りにしてもらえる存在を目指しています。

警視庁生活安全部 勤務 中山優 心理学科2014年度卒業

幅広く学んだ専門知識を活用し多角的な視点でアドバイス
警視庁の心理技術担当として、少年育成課で非行少年のカウンセリングをしています。業務で心がけているのは、客観的な視点で問題の原因を考えること。心理学科で幅広く心理学の知識を身につけたことで、一つのケースに対してさまざまな角度から考察できています。保護者とも話をしますが、子どもの行動に悩む方が大半。ペアレントトレーニングの理論は、子どもとどう接したら良いかを保護者へアドバイスするのに役立っています。

明治学院大学大学院心理学研究科心理学専攻臨床心理学コース 進学 平大樹 心理学科2016年度卒業

悩んでいる人を支援できる存在に
高校生の時に心理学に興味を持ち、「悩みを抱える人を助けたい」との思いから臨床心理士を目指しています。いまは専門性を高めるために、大学院で学んでいます。週1回は病院での実習に参加し、講義の学びを実践の場で深めています。患者さんと関わる中で気づいたのは、本人だけでなくご家族へのケアも大事だということ。将来は、総合病院で働く臨床心理士として、関係者を含めた患者さんのメンタルサポートをしていきたいと思います。

明治学院大学大学院心理学研究科 進学 岩崎優里 心理学科2015年度卒業 

・どうして明治学院大学の心理学科を選ぼうと思ったのですか?
高校時代に心の病について知る機会があり、人を支える仕事がしたいと思ったため、心理学に興味を持ちました。他大への進学も検討したのですが、専門領域を持つ先生から幅広い分野の心理学が学べること、また臨床心理士資格の「第一種指定校」である大学院があることを知り、本学を志望しました。

・心理学の学びがどのように役に立っていますか? 
バディとして留学生をサポートしていたのですが、ホームシックになった学生に授業で学んだ方法を実践し、彼の気持ちを支えることができました。難民支援団体のボランティアでも、心理学の視点に基づいたアイデアをスタッフと共有しています。

・学んだことを今後どのように活かしていきますか?
残り少ない大学院での生活に悔いが残らないよう、能動的に知識や経験を積み、社会に貢献できるよう努めることが目標です。卒業後は、大学生活で培った英語力を活用し臨床心理士として、異なる文化を持つ人たちを心理的にサポートしたいと考えています。

リゾートトラスト株式会社 勤務 菅原綾香 心理学科2015年度卒業

・明治学院大学の心理学科を選んだ理由は?
人の心と自分の内面に興味をもち、日常でも広く活用できる心理学を学びたいと考えたからです。カウンセラーの経験をもつ先生方からは、さまざまな事例を通じて実際的な“心の在り方”を学ぶなど心理学科での経験は、現在の仕事にも生かすことができています。

心理学の学びがどのように役に立っていますか?
リゾートホテルの会員権を販売するなかで、私はお客様にリゾート地でくつろぐご自身の姿を想像してもらえるよう意識しています。その際、傾聴体験や幸福感を考察した経験が自然に生かされ、人の心を多様な方法論で追究した経験そのものが、私の自信になっています。

・今後の目標を教えてください
お客様は富裕層の方、社会的ステータスの高い方が多いです。そのようなお客様との会話により、私自身も成長していると実感しています。その会話が、お客様にとっても有意義なものになるよう努め、そして「あなたから買いたい、購入して良かった」と仰っていただけるよう、日々、頑張っていきます。

日本郵便株式会社 勤務 秋庭くるみ 心理学科2015年度卒業

・学生時代、何を専攻していましたか?
ゼミで社会心理学を専攻し、自分のことを話すことで相手の心を開く「自己開示理論」に興味を持ちました。理論を実行することで、相手と深い付き合いができるようになることも多く、卒業した現在でも役に立っています。

どうして本学の心理学科で学ぼうと思ったのですか?
心理学については、漠然とおもしろそうだなと思っていました。本学を選んだ理由は、白金キャンパスの素敵な建物に感動し、ここで学生生活を送りたいと思ったことも理由の一つです。

・学んだことを今後どのように活かしていきますか?
社内外問わず、相手の立場にたって考えられる人でありたいと思います。また、郵便サービスについて満足して利用していただくためにも、心理学の学びを活かし的確なサポートができるよう努めていきます。