教授
海津 亜希子(かいづ あきこ)
教授
海津 亜希子(かいづ あきこ)
所属 |
・教育発達学科 |
専門領域 |
・障害科学(心理学) |
研究テーマ
研究テーマ
通常の学級に在籍する子どもの学習のつまずきの早期把握・早期支援
学習障害(LD)のある子どものアセスメントと指導・支援
教師や教育行政機関と協働しての科学的根拠に基づいた教育実践・教育政策の実現
担当授業
担当授業
障害児・者心理学(学習)
障害児教育相談とアセスメント
ゼミ内容
ゼミ内容
通常の学級に在籍するLD(学習障害)の子どもたちは、外からでは彼(彼女)たちの困っていることが見えにくく、支援が遅れがちです。そこで、子どものつまずきや実態を早期に正確に把握し、その結果を基に科学的根拠に基づいた効果的な支援を行う、いわば「つまずかせないための支援」を追究していきます。
メッセージ
メッセージ
人は誰しも得意なこと、苦手なことがあります。一人一人、多様であるからこそ、誰一人同じ人は存在せず、それが個としての魅力とも言えます。ただし、中には苦手なことが日々の学習や生活に大きく影響し、度重なる失敗経験によって、心が傷つき、本来有している得意なことの煌めきまでをも影を潜めてしまうことがあります。そういう子どもたちの少しでも力になれたらと思っています。
経歴
経歴
東京学芸大学で博士(教育学)号を取得、その後、国立特別支援教育総合研究所で研究員として勤務。途中、テキサス大学オースティン校へ客員研究員として赴任。
取得資格・所属学会
取得資格・所属学会
・臨床心理士
・公認心理師
・特別支援教育士スーパーバイザー
・学校心理士
・日本LD学会
・日本特殊教育学会
・日本発達障害学会
・日本教育心理学会
代表的な論文・著書名
代表的な論文・著書名
Predicting Reading Achievement Through Progress Monitoring in Elementary School
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/02568543.2023.2187489?src=&journalCode=ujrc20通常の学級における多層指導モデル (MIM) の効果:小学1年生に対する特殊音節表記の読み書きの指導を通じて
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/56/4/56_534/_article/-char/ja/「学びへのアクセス」という観点からみえる発達障害のある児童生徒を対象とした通級指導教室の役割「教科の内容を取り扱いながらの自立活動の指導」の全国調査結果から
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jald/31/1/31_58/_article/-char/ja個別の指導計画作成と評価ハンドブック:学習障害(LD)のある小学生・中学生・高校生を支援する
https://hon.gakken.jp/book/2380075100
趣味・特技
趣味・特技
猫とチョコレートとワインが大好きです。
専門領域に興味を持ったきっかけ
専門領域に興味を持ったきっかけ
学部の時にLD(学習障害)のあるお子さんの家庭教師をすることになりました。いろいろ優れた力もある中、書くことが非常に苦手で苦戦していた彼やそのご家族の少しでも力になれたらと思い、LDを研究したいと思ったのが研究者への道に進むきっかけとなりました。