在学生メッセージ


Message from students


さまざまな思いを胸に日々取り組んでいます

明治学院大学心理学科の在学生が、どうして心理学科に進学しようと思ったのか、どのようなキャンパスライフを送っているのか、将来どのような道に進みたいと考えているのかなどを聞いてみました。

Message from students

さまざまな思いを胸に日々取り組んでいます

明治学院大学心理学科の在学生が、どうして心理学科に進学しようと思ったのか、どのようなキャンパスライフを送っているのか、将来どのような道に進みたいと考えているのかなどを聞いてみました。

「立場を超えて議論したり相談できる自由さが魅力」 今井緑 心理学科2021年度生

・なぜ心理学部で学ぼうと思ったのですか?
高校時代に友人から相談を受けることが多く、もっと力になりたいと思ったことが心理学に興味を持ったきっかけです。そこからスクールカウンセラーに憧れたのですが、さまざまな分野の心理学に触れてみて将来を決めようと思い、幅広く学べる明治学院大学心理学部を選びました。

・どんなことを研究していますか?
現在は、健康・医療心理学のゼミに所属し、花や緑が心理的健康に与える影響について研究しています。高齢者の方や入院生活の長い方の中には心を病むケースが多いことに課題を感じ、自分が好きな花や緑を活用して、心の健康を支えることができないかと考えました。

・明治学院大学心理学部の魅力を教えてください
実際に学んでみて魅力に感じたことは、先生も学生も同じ研究仲間と言うか、立場を超えて議論したり相談できる自由な環境であることです。また、心理学科の学生はみんな真面目だと感じています。授業にも課題にも真摯に取り組んでいる姿が印象的で、大いに刺激になります。

「アバタートレーニングで虐待の真相解明を」 相庭菜美 心理学科2020年度生

・なぜ心理学部で学ぼうと思ったのですか?
名探偵コナンや推理小説が好きで、司法系の職業に就きたいと考えていました。中でも興味を持ったのが、犯罪加害者の更生を支える矯正心理専門職。「彼らはなぜ罪を犯すのだろう」と疑問を抱き、「社会復帰を手伝いたい」と思ったのが学びのきっかけです。

・ゼミでは、どんな研究をしていますか?
科捜研出身の萩野谷先生のもと犯罪心理学を学んでいます。釘付けになったのは、国際プロジェクトの「アバタートレーニング」。これは虐待された児童から話を聞く際に役立つ面接訓練システムで、児童のAIは質問次第で泣き出すことも。情報を歪めず聴き取るのは大変ですが、警察等の訓練に役立てばと思い、研究に挑む日々です。

・大学院に進学するそうですが、学びの内容は?
被疑者の供述の真実性判断スキルを身につける「被疑者版」アバタートレーニングを研究します。先生は外国人研究者との会議や論文執筆の機会もくださるので、英語もさらに学ぶ予定。未知の体験や人との出会いも多いアカデミックな環境の中、どんな自分になれるかワクワクしています。

「コロナ禍でのソーシャルサポートを研究」 飯田一成 心理学科2020年度生

・明治学院大学心理学部の魅力を教えてください。
日常生活で実践的に役立つ学びが多いのが心理学科の特徴だと思います。また、基礎心理学から臨床心理学領域まで幅広く学んだ後、実習や基礎演習を通して自分の関心・興味のあるテーマを深掘りできる点や先生やクラスメイトがあたたかいことも魅力だと思います。

・印象に残っている授業を教えてください。
3年次に受講した「家族心理学」です。過去に起こったDVや児童虐待などを取り扱い、加害者が育った背景などにも着目。心理面や社会情勢なども踏まえ、幅広い視点から考察していきます。誰にでも身近な家族をテーマにしていたので考えさせられました。

・今後の目標は何ですか?
地域の人と密接な距離で仕事ができる地方公務員を目指しています。特に男女共同参画の推進に携わりたいと思っているので、大学で学んだ他者理解や福祉心理学の知識を活かし、人のため、社会のために自分は何ができるのかを考え、行動に移せる人になりたいです。

「公認心理師をめざす」 川崎瑞夏 心理学科2019年度生

・明治学院大学心理学部の魅力は?
なんといっても心理学を専門的に学べるところです。公認心理師を目指している人には、養成カリキュラムに完全対応していることも大きなメリット。またカウンセリングルームには専門カウンセラーの方がいるので、さまざまな療法を実体験できることも本学ならではの魅力だと思います。

・どんなことを研究していますか?
カウンセリングの基本である「聴くこと」をしっかり身に付けるために、ロールプレイを通して理解を深めたり、実際のセラピストの事例論文から学んだことなどを、ゼミ内で積極的に意見交換しています。将来の専門分野を決めるためにも、今は、幅広い知識が必要だと考え、心理学に関するさまざまな分野を学んでいます。

・今後の目標を教えてください。
心理療法にはさまざまな種類や特徴があります。自分が納得できる療法の専門家になるだけでなく、他の療法も理解することで、最適な療法を提供したい。私自身も苦しんだ受験疲れや、就活疲れ、社会への適応など、思春期から青年期の心に寄り添えるスペシャリストになりたいと思っています。

「経験がそのまま進路となる」 服部玲奈 心理学科2019年度生

・なぜ心理学を学ぼうと思ったのですか?
心理学は「ひと」の関わるすべての分野に通ずる学問であると思ったからです。高校の進路選択時に、興味のあることが多岐にわたり、明確な職業のビジョンが絞れなかった私にとって、消費行動から宇宙飛行士のメンタルケアまで、どのようなところにも必要とされる心理学にロマンと魅力を感じました。

・勉強以外で力をいれていることはありますか?
50年の歴史ある「舞台技術研究会」というサークルに所属しています。プロのバンドを招いてのライブや学園祭、ミスコンなどの企画・運営・照明・音響・舞台装飾に至るまで行う団体で、私は音響を担当。コロナ禍の苦労もありましたが、リアルとオンライン開催の両方に携われたことは貴重な経験になりました。

・今後の目標を教えてください。
心理学の学びやサークル活動の経験を活かし、玩具メーカーや、エンターテインメント業界に進みたいと考えています。心理学による客観的な裏付けは、商品開発や販売促進、満足度の向上などさまざまなことに活用できます。それらを通して人々の生活をより豊かなものにする一助を担いたいと思っています。

「国際社会で活躍したい」 渡邉徳香 心理学科2018年度生

・明治学院大学の心理学部の魅力は?
実生活と結びつく授業が多いことが魅力です。消費者心理学の学びは実際にアルバイト先で起こる出来事と関係していることも多く、現場で知識が生かされていることを実感しました。心理学の学びは私たちの生活と密接していることがよくわかり、どの授業も興味深いです。

・学び以外に力を入れていることを教えてください
将来は日韓関係の仕事に就きたいので、1年生の頃から韓国語を勉強しています。2年次も週に2回、韓国語の授業を履修しているので、話すだけでなく、読む力、聞く力など総合的に語学力がのびているのを感じます。韓国語の学びを通して、韓国がもっと好きになりました。

・今後の目標は何ですか?
3年次には韓国の大学に一年間留学し、実際に韓国人の学生とともに心理学を学びます。現地の文化に触れ、考え方を知るチャンスです。この経験を生かし、相手の気持ちを理解しながら韓国と日本の橋渡しができるような仕事に就き、国際社会で活躍したいです。