教員プロフィール

教授

森本 浩志(もりもと ひろし)

所属

・心理学科
・心理学専攻博士前期課程 臨床心理学コース
・心理学専攻博士後期課程

専門領域

・臨床心理学
・認知行動療法

研究テーマ

  • 認知症の人の家族介護者への心理支援

  • 認知症の人の家族介護者の仕事と介護の互恵的な両立に関する要因の検討

  • 認知症の人の家族介護者の悲嘆の関連要因の検討

担当授業

【 学部 】

  • 臨床心理学概論

  • 感情・人格心理学/パーソナリティ心理学

  • 認知行動療法

  • 心理実習

  • 心理学演習1A・1B・2A・2B

  • 卒業論文

【 大学院 】

  • 臨床心理面接特論A(心理支援に関する理論と実践)

  • 心理療法特論3(認知行動療法)

  • 臨床心理実習I(心理実践実習V・VII)・臨床心理実習II

  • 心理実践実習II

  • 臨床心理特論研究1・2

  • 特別講義IIE

ゼミ内容

臨床心理学の中でも,特に認知行動療法について学びます。認知行動療法は抑うつや不安を初めとした多様な心理的問題に対して効果の確認された心理療法であり,慢性疾患や生活習慣病などの身体的問題に対しても実践されています。認知心理学や学習心理学などの基礎領域の心理学との関わりも深く,日常生活をより良く送るのにも役立つ心理療法でもあります。ゼミでは発表とディスカッションを通して認知行動療法の理解を深め,グループ研究を行います。

メッセージ

みなさんは、「なんでそう思うの?」「なんでそんなことするの?」と思ったことはありませんか?心理学は、人に関する「なんで?」の答えを見つける学問です。臨床心理学はこの中でも特に、人の幸せに関する「なんで?」の答えを見つけて、困っている人を幸せにする学問だと思います。みなさんの「なんで?」は何ですか?ふと思った疑問を大切に、堅苦しく考えず、遊び心を持って、一緒に答えを見つけていきましょう。

経歴

早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程を修了。総合病院の心理士,心療内科付属カウンセリングルームのカウンセラー,広島国際大学心理学部心理学科助教を経て,2017年4月より明治学院大学心理学部心理学科准教授,2023年4月より現職。

取得資格・所属学会

【 取得資格 】

  • 公認心理師(国家資格)

  • 臨床心理士(公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会 認定)

  • 認定行動療法士(一般社団法人 日本認知・行動療法学会 認定)

  • 専門社会調査士(一般社団法人 社会調査協会 認定)

【 所属学会 】

  • 日本心理学会

  • 日本健康心理学会

  • 日本認知・行動療法学会

  • 日本認知療法・認知行動療法学会

  • 日本ストレスマネジメント学会

  • 日本老年臨床心理学会

  • 日本老年行動科学会

  • 日本老年社会科学会

  • ほか

代表的な論文・著書名

  • Morimoto, H. (2022). Acceptance and commitment improve the work-caregiving interface among dementia family caregivers. Psychology and Aging, 37, 749–765. https://doi.org/10.1037/pag0000698

  • 森本浩志・野村信威 (2022). 認知症の人の家族介護者を対象とした集団認知・行動療法プログラム―有効性と実行可能性の予備的検討―. 老年臨床心理学研究, 3, 8-20.

  • Morimoto, H., & Takebayashi, Y. (2021). Antecedents and outcomes of enrichment among working family caregivers of people with dementia: A longitudinal analysis. The Journals of Gerontology, Series B: Psychological Sciences and Social Sciences, 76, 1060-1070. https://doi.org/10.1093/geronb/gbaa183

  • 森本浩志 (2020). 認知症,介護―親が認知症になったらどうなる?どうする?. 岡島義・金井嘉宏(編) 使う使える臨床心理学 (pp. 237-253) 弘文堂.

  • Morimoto, H., Furuta, N., Kono, M., & Kabeya, M. (2019). Stress-buffering effect of coping strategies on interrole conflict among family caregivers of people with dementia. Clinical Gerontologist, 42, 34-46. https://doi.org/10.1080/07317115.2017.1368764

  • Morimoto, H., Furuta, N., Kono, M., & Kabeya, M. (2018). Can self-efficacy ameliorate interrole conflict among employed family caregivers? A moderated mediation approach. Aging & Mental Health, 22, 1005-1013. https://dx.doi.org/10.1080/13607863.2017.1334192

趣味・特技

  • ドライブ

  • F1

  • ゲーム・PC