教員プロフィール

教授
川端 一光(かわはし いっこう)

所属

・心理学科
・心理学専攻博士前期課程 心理学コース
・心理学専攻博士後期課程

専門領域

・教育心理学
・心理統計学

研究テーマ

  • 教育心理学

  • 教育測定学

  • 心理統計学

担当授業

【 学部 】

  • 心理統計法

  • 基礎統計学

  • 応用統計学

  • 教育心理学

  • 演習1(ゼミ)

     など

【 大学院 】

  • 教育測定心理学特論

  • 心理統計法特論

  • 心理応用統計学

  • 教育心理学特殊演習

ゼミ内容

3年のゼミ(演習1)では,卒業論文執筆に必要な基本技能を全員で学んでいきます。
具体的にはデータ解析技能(統計ソフトの使い方等)と調査実施技能をグループでの実習・発表を繰り返しながら習得します。また,教育心理学領域の学術雑誌から,自分の興味に近い論文を数本読み,その過程を経て,卒業論文のテーマを決定します。データ解析技能と調査技能が身に付いたところで,3年の終わりに卒論計画を立てます。
発表の機会が多いのですが、会議におけるプレゼンテーションの仕方、資料の作り方など、企業人、研究者として必要とされる基本技能についても学びます。
4年のゼミ(2014年開講予定の演習2)では3年で決定した卒論計画に基づいて卒論分析・執筆に集中します。
進捗をゼミで発表し,適宜、添削を行います。卒論を完成させるのも大切ですが、進路を決定することも大事です。
恒例行事として、春にゼミ歓迎会,夏には合宿を企画しています。

メッセージ

心理学の勉強を頑張って欲しいというのは勿論ですが、卒業後の自分の進路について早い内から計画を立て欲しいと思います。友達やサークルの仲間と楽しく過ごす4年
もとても素晴らしいと思いますが、卒業後の自分がどうなっているかを常にイメージして、現在(いま)を行動して欲しいです。
どの道を選んでも、努力は必要です。社会に出てから苦労するより、将来の自分に、いまの時間を投資しておいた方がいいと思います。4年間って、本当に短いんです。

経歴

【最終学歴】
2008年3月,早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得後退学
2008年6月,博士学位(文学)取得
【常勤職歴】
2008年4月,早稲田大学文学学術院助手(2010年3月まで)
2010年4月,独立行政法人国際交流基金日本語試験センター研究員(2012年3月まで)

代表的な論文・著書名


  • 心理学のための統計学入門[心理学のための統計学1]: ココロのデータ分析(共著)

  • Rによる項目反応理論(共著)

  • Rによる多変量解析入門-データ分析の実践と理論(共著)

  • Rで学ぶマルチレベルモデル[入門編]基本モデルの考え方と分析(共著)

  • Rで学ぶマルチレベルモデル[実践編]Mplusによる発展的分析(共著)

  • Progress & Application 心理統計法 (共著)

  • 法科大学院入学制度における大規模共通試験の展開と意義-法科大学院統一適性試験から法科大学院全国統一適性試験へのあゆみ- (分担執筆)

【近年の著書 】

適性試験管理委員会分析委員会 (編著) (2022) 法科大学院入学制度における大規模共通試験の展開と意義, 商事法務
山田剛史・川端一光・加藤健太郎(共編著)  (2021) Progress & Application 心理統計法,サイエンス社
尾崎幸謙・川端一光・山田剛史(共編著) (2019)  Rで学ぶマルチレベルモデル[実践編],朝倉書店
尾崎幸謙・川端一光・山田剛史(共編著) (2018) Rで学ぶ マルチレベルモデル[入門編],朝倉書店
川端一光・岩間徳兼・鈴木雅之 (共著) (2018) Rによる多変量解析入門 データ分析の実践と理論,オーム社
川端一光・荘島宏二郎 (共著) (2014)心理学のための統計学入門、誠信書房
加藤健太郎・山田剛史・川端一光 (共著) (2014) Rによる項目反応理論,オーム社

その他の業績はこちらhttps://researchmap.jp/read0140956

【近年の論文 】

川端一光 (単著) (2022) 一次元性の仮定が満たされない場合の真値等化得点の実用性 教育心理学研究 70,362-375.
川端一光 (単著) (2021) 連鎖的等化の誤差とテスト結果の実用性 教育心理学研究 69,353-365.
川端一光 (単著) (2017) 研究・実務におけるテスト理論の活用実態-本邦における測定・評価研究の動向- 教育心理学年報 56 巻,137-157頁
川端一光 (単著) (2015). 評価者の弁別力推定の為の項目反応モデル-3相順位データへの適用- 明治学院大学心理学紀要 第25巻

その他の業績はこちら https://researchmap.jp/read0140956