教員プロフィール

専任講師
萩野谷 俊平(はぎのや しゅんぺい)

所属

・心理学科
・博士前期課程 心理学コース

専門領域

・司法・犯罪心理学
・捜査心理学

研究テーマ

・犯罪者/地理的プロファイリング

・連続事件の同定(犯罪リンケージ)

・アバターを用いた捜査面接訓練

・隠匿情報検査(ポリグラフ検査)

担当授業

【 学部 】
司法・犯罪心理学
神経・生理心理学
心理学演習1A/1B
など

【 大学院 】
犯罪心理学特論
犯罪心理学特殊研究
など

ゼミ内容

はじめに犯罪心理学の様々な領域について専門知識と研究法を学習するため、学生を主体として書籍や論文の内容に関する発表と議論を行い,理解を深めていきます。議論の中では「この領域でこんな研究ができるのではないか?」という発想を出し合う時間を設けて、実行可能な研究テーマについても議論を重ねます。これらの知識とその後自身でレビューした内容を踏まえて、グループ研究を立案し遂行、発表します。

メッセージ

心理学は学ぶこと自体も楽しい分野ですが、現場で便利に使える道具でもあります。さまざまな心理学について学びながら、これを使ってどんな仕事ができるのだろうと自分の将来を想像してみると楽しいかもしれません。

経歴

法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士後期課程修了 博士(心理学)

栃木県警察本部刑事部科学捜査研究所、ニューヨーク大学上海校を経て2021年4月より現職。

取得資格・所属学会

・日本心理学会

・日本犯罪心理学会

・日本応用心理学会

・日本環境心理学会

・日本法科学技術学会

代表的な論文・著書名

  • Haginoya, S., Yamamoto, S., Pompedda, F., Naka, M., Antfolk, J., & Santtila, P. (2020). Online Simulation Training of Child Sexual Abuse Interviews With Feedback Improves Interview Quality in Japanese University Students. Frontiers in Psychology, 11, 998.

  • 萩野谷俊平・倉石宏樹・花山愛子・小林正和・細川豊治・杉本 貴史(2017)地理的プロファイリングの精度比較 心理学研究, 88, 123-131.

  • 萩野谷俊平(2016)犯罪者プロファイリング研究:住居対象侵入窃盗事件の分析 北大路書房

趣味・特技

海外旅行、食べ歩き。

専門領域に興味を持ったきっかけ

はじめは刑事になりたいと思っていましたが、自分が働く間に何人捕まえられるんだろう、もっとたくさんの捜査に貢献したいと考え、捜査支援の道を志すことになりました。