教員プロフィール

助教
越智 拓也(おち たくや)

所属

・教育発達学科

専門領域

・理科教育学
・教師教育

研究テーマ

理科教師の教師知識がどのように発達していくのかを、pedagogical content knowledgeを枠組みとして研究しています。また、授業研究に関する研究やSTEM系教科/領域を基軸とした教科横断的な学習に関する研究にも取り組んでいます。

担当授業

【学部】・理科 ・理科指導法

メッセージ

「なぜ理科を教える/学ぶのか」という根源的な問いを考え続けることは、理科の授業をするためだけではなく、他の教科の授業や学校教育以外の仕事にもつながるものが必ずあります。特に、大学生での学びは、これから教師(あるいは職業人)として生涯にわたって成長していくためのスタート地点として自身の基盤を築いていきます。時には頭を抱えながら、一緒に考えていきましょう。

経歴

国立教育政策研究所教育課程研究センター、聖ドミニコ学園中学高等学校教諭を経て、現職

代表的な論文・著書名

・越智拓也・上田裕太・磯﨑哲夫(2018).「中学校理科教師の専門的成長に関する研究:授業研究から何を学ぶのか」.『科学教育研究』,42(3),231-241.

・越智拓也・磯﨑哲夫(2020).「教育実習生の理科授業に対する認識の変容:pedagogical content knowledgeを視点として」.『日本教科教育学会誌』,43(2),1-9.

・越智拓也(2022).「反省的実践家」.日本理科教育学会編『理論と実践をつなぐ理科教育学研究の展開』.pp. 296-301.東京:東洋館.

趣味・特技

音楽や映画、お笑いに関心があります。向井秀徳と小林賢太郎という人を敬愛し、強く影響を受けています。

専門領域に興味を持ったきっかけ

教科教育学に関心をもったのは、教科の内容のことだけでなく、その教科をなぜ、どのように教える/学ぶのかを知りたい、と思ったことがきっかけでした。その上で、では教師になるにあたって、どのような知識を身につけることが必要なのか、ということを考えるようになり、教師教育研究に関心をもつようになりました。